これから荒れ狂う大海原に旅立つ勇気ある船乗り達です。
ある子は船長となりラップの芯と段ボール空き箱などで操縦室を作り
また、ある子は 酒蓋とトイレットペーパーの芯を切り刻んでスイッチ式の大砲を作り
そのうち先の尖った段バールを手にしサメを目掛けて海に飛び込む
さらには、そんな彼らのお腹が空いただろうと
輪ゴムのスパゲッティーをコックさんの気分で
お皿に盛りつける子もいたりして・・・。
そして、終いには 海底に眠る抱えきれないほどの宝物を背負って
あたたかい家族の元へ帰って行くのでした・・・
これは、我がお絵描き教室で起きた一コマです。
たまたま置いてあった一つの大きな段ボールから広がった
年中さんのファンタジーです。
子供は遊びの中からこんな想像力を生み出し
その子その子の言葉を作って行きます。
彼らは天才で いくつもの心の引き出しから
いろいろなモノを引っ張り出して来ます。
そんな彼らにとって私は水先案内人ってところかなぁ・・・
アトリエ ロリポップ代表 カネハラ カノ